2022/10
前日の夜、処分する衣類をゴミにいつでも出せるように用意をしていました。
翌朝目が覚めて、ゴミ出しの日が今日であるかのように勘違いしてしまいました。
時計を見るとゴミステーションが開く時間になっています。
ダンボールも紐で括る必要があったので、起きた途端にその作業をし始めました。
以前も間違えたことがあったので日にちを確認すると、今日ではありません。
あ、そうだったかと思い、朝食の用意に切り替えました。
何を言いたいのかというと、初期設定の違いで取る行動は違ってくるということです。
全ての行動は、自分が信じたことによって設計されます。
日にちを確認するという行為がなければ、信じ込んでいるため、ゴミ出しの場所まで運んで行ってしまうでしょう。
そこで初めて自分の間違いに気づくだけなので大したことはないのですが。
これが人間関係の場合だとどうでしょうか。
例えば、友人関係が長く続いていたとします。
しかし、友人だと思い込んでいたとしても、片方が司令系の人で、もう片方は、それに従いがちな被支配者系の人だとします。
初期設定が支配と被支配の関係性で成り立っていれば、どこかに無理が生ずることがあるでしょう。
被支配の方が、ある日もうこの関係は嫌だと思えば、抗議をするなど、関係を断ち切る様な行動を起こすでしょう。
つまりそうなって初めて、支配する側は、設定ミスに気付かされるでしょう。
夫婦でも、恋愛でも、親子関係でも対等な関係性は必須です。
しかし、自分の育ってきた環境に大きく左右されがちです。
私達の育ってきた環境は、支配と被支配の蔓延っていた時代です。
なおさら、設定を対等な関係にすることは急務でしょう。
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